数理の力で、未来を設計する
Industry(Client)-Industry(Calc)-Academia(産々学)model
その「難問」、数学が「快刀乱麻」を断つ。アカデミアの叡智を、あなたの革新へ。
株式会社産業数理研究所Calcは、「数理科学の最先端アカデミアと産業界の革新ニーズを繋ぐ専門コンサルティングファーム」です。私たちのミッションは、3つのコアサービス-
アカデミアと産業界の橋渡し
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研究者・学生への伴走型サポート
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数理科学IP(Intellectual Property: 知的財産)の戦略的活用と価値化
- 産業界側の技術・開発者さま、設計者さま、R&D担当者さま、知財担当者さま、経営者さま、
- 学術界側の研究者さま、産学連携担当者さま、
私たちは、単なる問題解決屋ではありません。お客様と伴走し、共に未来を創るパートナーです。
Calc について (About Us)
私たちは、数学系研究機関と産業界の橋渡しを使命とし、Industry(Client)-Industry(Calc)-Academia(産々学)モデルという独自の連携アプローチに情熱を注いでいます。このモデルは、アカデミアの深い知見と産業界の具体的なニーズを、数理科学に特化した Calc が結びつけ、双方にとって価値あるイノベーションを生み出すことを目指しています。
チーム紹介
Calc のチームは、多様な専門分野を持つ数学者で構成されています。各メンバーには高度な専門性と柔軟な対応力を要求しており、まるでその道の達人が難しい技術をさらりとやってのけるように、お客様のあらゆる課題に対応します。
Calc のスタンス:「伴走型」サポートと独自性
- 徹底した「伴走型」サポート: お客様の課題に深く寄り添い、プロジェクトの初期段階から最終的な成果達成まで、一貫してサポートします。
- 共同研究が負担とならないために: 若手人材の育成にも注力し、困難に直面した学生や研究者に対しても、粘り強くサポートを行う取り組みも行っています。
- 「産々学」独自の連携モデル: アカデミアと産業界の双方の視点を理解し、最適なマッチングと連携を実現します。
- 数学の守備範囲の広さ: 一見数学とは無関係に思える課題でも、数理的なアプローチで解決の糸口を見つけ出します。
- 知財戦略まで見据えた一貫支援: 研究成果を知的財産として保護・活用し、その価値を最大化するための戦略策定からサポートします。
倫理規定・情報管理
お客様からお預かりする情報や知的財産の取り扱いには細心の注意を払い、透明性の高いプロセスと厳格な情報管理体制を維持しています。安心してご相談いただける環境をお約束します。
サービス (Services)
Calc は、アカデミアの知恵と産業界のニーズを効果的に結びつけるための3つのコアサービスを提供し、それらの相乗効果により産々学モデルを推進します。お客様の課題や感情(期待、安心、問題解決による安堵など)に寄り添い、具体的な成果へと繋げます。
産々学モデルによる価値創造
1. アカデミアと産業界の橋渡し
眠れる知恵と熱いニーズを繋ぎ、新たなイノベーションを創出します。
- 大学向け訴求:
貴学の研究成果を、社会が求めるイノベーションへ。Calc が最適なマッチングを実現します。
研究シーズの価値発見、共同研究プロジェクト組成、産業界ニーズの理解促進をサポートします。 - 企業向け訴求:
その難問、アカデミアの最先端知性が解決の糸口を握っているかもしれません。Calc がその出会いを創ります。
複雑な課題の数理的アプローチによる解決、最適な学術パートナーの探索を支援します。 - 実績例:
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産業数理研究所Calc:アカデミアの叡智と産業界の架け橋となり、イノベーションを加速する産学連携事例
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産業数理研究所Calcは、大学や研究機関に眠る先進的な「知恵」と、企業が抱えるリアルな「ニーズ」を的確に結びつけ、新たなイノベーションの創出を加速するハブとしての役割を担っています。私たちは、アカデミアの研究成果が社会実装されるまでの道のりを最適化し、産業界の複雑な課題に対して数理科学を基軸とした解決策を提供してきました。
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Calc が実現する産学連携のカタチ
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当研究所の研究員が関与する研究成果は、Calc が推進する産学連携の具体的な姿を映し出しています。これらの業績は、大学で培われた高度な数理的知見が、産業界の現場で直面する課題解決にいかに貢献できるかを示しています。
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1. 製造業・社会インフラにおける設備診断・異常検知技術の高度化
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設備の安定稼働は、あらゆる産業の根幹を支える重要なテーマです。研究者・技術者と連携し、センサデータに基づく設備の「健康診断」システムの開発に注力しています。
- 多様なデータと数理モデルの融合: 音響・振動データ、各種センシングデータを対象に、Kullback-Leibler divergence (KLD) やエントロピーといった情報量基準を用いた分析手法を開発。これにより、従来は見過ごされがちだった微細な異常の兆候も捉えることを可能にしました。(例:精密工学会春季大会学術講演会 2023.3、2024.3、電気・情報関連学会中国支部連合大会 2022.10)
- 実践的な課題への挑戦と成果: 切削加工機の表面性状データ分析(2023.10)、発電設備の診断(2021.3)、電子部品検査におけるデータ拡張(2019.8)など、具体的な産業課題に数理モデルを適用し、その有効性を学会発表や論文を通じて発信しています。
- 知的財産としての展開: 設備診断装置およびその方法に関する特許出願(特願2023-134337)は、研究成果を具体的な技術として確立し、社会実装を目指す Calc の姿勢を示すものです。
これらの活動は、精密工学会、電気学会、電子情報通信学会、IEEEなどの権威ある学術会議での口頭発表や、専門誌「明電時報」への解説記事掲載(2023.10)といった形で、広くアカデミアと産業界に共有されています。
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2. アカデミアと産業界双方への価値提供
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産業数理研究所Calcは、このような産学連携活動を通じて、大学と企業の双方に具体的なメリットを提供します。
- 大学・研究機関の皆様へ: 貴学の研究シーズが持つ潜在的な価値を共に探求し、社会が真に求めるイノベーションへと昇華させるための最適なマッチングを実現します。共同研究プロジェクトの組成から、産業界のニーズを的確に捉えるための情報提供まで、Calc が強力にサポートいたします。
- 企業の皆様へ: 一見解決困難に思える複雑な課題も、アカデミアの最先端の知性が突破口を握っているかもしれません。Calc は、課題の数理的アプローチによる分析・解決支援から、貴社にとって最適な学術パートナーの探索まで、革新的な出会いを創出し、競争力の強化に貢献します。
未来を拓くイノベーションの共創へ
産業数理研究所Calc は、アカデミアと産業界の間に横たわる壁を取り払い、双方のポテンシャルを最大限に引き出す触媒となることを目指しています。私たちは、これからも数理科学の力を活用し、新たな価値創造と社会の発展に貢献してまいります。ご興味をお持ちの大学関係者様、企業様は、ぜひお気軽に当研究所までお問い合わせください。
2. 研究者・学生への伴走型サポート
未来のイノベーターを育み、実践的なスキル習得とキャリア形成を支援します。
- 大学・研究者向け訴求:
産学連携の第一歩、Calc が共に歩みます。経験豊富なメンターが、プロジェクト成功まで徹底サポート。
学生や若手研究者の才能を開花させ、社会で活躍できる人材へと育成します。
新任研究者の産学連携経験不足解消、実践的なスキル習得(IP基礎、コミュニケーション等)、キャリアパス拡大を支援します。OJTやメンター制度も提供します。 - 企業向け訴求:
次世代を担う若い才能と共に、新たな価値を創造しませんか?
将来有望な若手人材との接点確保や、プロジェクトを通じた実践的人材育成の機会を提供します。
3. 数理科学IPの戦略的活用と価値化
「知」を「価値」に変え、事業競争力の強化と持続的成長を支援します。
- 大学・研究者向け訴求:
その『知』は貴重な資産です。Calc が数理科学特有の知的財産を守り、育て、価値を最大化します。
苦手意識を持ちがちな知財について、専門家として分かりやすくサポート。知財戦略の策定支援、適切な権利保護と価値評価、ライセンス交渉をサポートします。アルゴリズム、モデル、ノウハウ等の保護・活用を支援します。 - 企業向け訴求:
Calc は、単に『実績作り』のための連携はいたしません。真に価値あるIP戦略で、貴社の持続的成長を支援します。
共同研究から生まれるIPの戦略的活用を通じて、事業競争力の強化をサポートし、真の価値創出を追求します。
大学の皆様へ (For Academia)
私たちは、大学の研究文化と価値観を深く理解しています。
大学や研究機関の皆様が抱える以下のような課題やお悩みに対し、Calc は具体的な解決策と価値を提供します。
よくある課題・ご要望:
- 貴重な研究成果を、もっと実社会で活かしたいが、どうすれば…
- 若手研究者の育成、もっと実践的な産学連携の機会を提供できないか…
- 知財戦略、何から手をつければ良いのか分からない…
- 産業界のニーズを的確に把握し、共同研究に繋げたい…
- 研究資金の獲得チャネルを多様化したい…
Calc が提供できる具体的なメリット:
- 研究シーズの価値評価と産業界への橋渡し: 貴学の優れた研究成果を、社会が求めるイノベーションへと繋げます。
- 共同研究プロジェクトの組成・推進サポート: 最適な産業界パートナーを見つけ出し、プロジェクトの立ち上げから運営まで支援します。
- 実践的な人材育成プログラム: 学生や若手研究者が産業界で活躍するためのスキル(IP知識、コミュニケーション能力等)をOJTや研修を通じて育成します。
- 戦略的な知財活用支援: 数理科学分野特有の知的財産を適切に保護し、その価値を最大化するための戦略策定から実務までサポートします。
- 社会貢献の実現と研究資金獲得支援: 研究成果の社会実装を通じて、大学の社会貢献を促進し、新たな研究資金獲得の機会創出にも繋げます。
産業界の皆様へ (For Industry)
私たちは、ビジネスの現場で求められるスピード感と成果を重視します。
企業の皆様が直面する複雑な課題やイノベーションのニーズに対し、Calc は数理科学の力で新たなソリューションを提供します。
よくある課題・ご要望:
- 複雑な課題を抱えているが、解決の糸口が見えない…
- イノベーションを加速したいが、社内リソースだけでは限界がある…
- 最先端のアカデミアの知見や技術を、自社の事業に取り入れたい…
- データは蓄積されているが、有効に活用できていない…
- R&Dの効率を高め、競争優位性を確立したい…
Calc が提供できる具体的なソリューション:
- 最先端アカデミア知見へのアクセス: 貴社の課題解決に最適な大学の研究者や技術を探索し、マッチングします。
- 数理モデル・アルゴリズム開発・分析・解析: 数学、統計解析、機械学習、最適化理論などを駆使し、ビジネス課題解決のためにカスタムメイドで対応致します。
- R&Dプロセスの加速と高度化: 数理的なアプローチにより、研究開発の効率を高め、イノベーション創出を加速します。
- 共同研究開発プロジェクトの推進: アカデミアとの共同研究プロジェクトを組成・運営し、新たな技術や製品開発を支援します。
- 戦略的IP活用による競争優位の確立: 共同研究等から生まれる知的財産を戦略的に活用し、事業の持続的な競争力を強化します。
- 優秀な若手人材との連携: プロジェクトを通じて、将来有望な学生や若手研究者との接点を持ち、実践的な人材育成にも貢献します。
お問い合わせ (Contact Us)
Calc のサービスに関するご質問、ご相談、協業のご提案など、どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。お客様の課題解決とイノベーション創出に向けて、私たちが全力でサポートいたします。
初回相談は無料です。
お問い合わせ方法
- お問い合わせフォーム: こちらのお問い合わせページよりご連絡ください。
オンラインでのご相談も随時受け付けております。ご希望の日時をお知らせください。
株式会社 産業数理研究所Calc
〒732-0816 広島県広島市南区比治山本町6番2号
さあ、最初の一歩を。
私たちは、あなたの挑戦を全力でサポートします。